ライフネット生命 出口会長の講演を聞きました
毎月1回、山本一郎さんの経営情報グループ「漆黒と灯火」の勉強会に参加しております。山本さんと毎回変わるゲストの方が対談形式で行われる勉強会です。
ゲストやテーマはいろいろですが、2015年8月のゲストはライフネット生命会長の出口さんがゲストでした。
勉強会ではライフネット生命の経営や商品に対する考え方を話されるのかと思っておりましたが、そのあたりはあまり話されず、日本で一番最優先すべき課題ていうテーマに始まり、シラク3原則や『グローバルってどういうことか?』などかなり多岐に渡るものでした。
ただ、多岐に渡りすぎてまとめるのが大変なので、特にアジケのスタッフにシェアしたいと思ったことを2つくらいに絞ってメモを書きます。
1.日本の最優先課題
人口を増やすこと。
山本一郎さんの勉強会では、地方創生や人口動態の話がテーマとして扱われる会が多いです。人口が減るってどういうことか?やそれについてどう向き合うかという話になりますが、結論として女性を活かし子どもを増やすことがもっとも大事だという結論に至る話が多いです。
出口さんも人口を増やすためには…という話を序盤にされました。
こどもを産みたいときに産める国
少し余談めいた話でしたが出口さんが「先日、これから日本はどういうビジョンを掲げた国にすればよいか」というのを年長の方と話をしていた時に、年長の方はこうおっしゃったそうです。
「風通しがよい国」
風通しが良い国というのはなんともビジョンとして曖昧模糊としたものであります。日本人として感じるところがあるはずだと言われれば、確かによい感じがしそうな気はしますが具体的にどうすればよいのかというのはなかなか各人による感じがするビジョンです。
出口さんは
「女性が子どもを産みたいときに産める国が良い国だ」
というようにおっしゃっていました。
冒頭にも書いておりますが、日本が最初に取り組むべき課題というのは「人口を増やすこと」というのはかなり納得性が高いです。というのも、勉強会を重ねるうえで共通して感じているという文脈があるのでここで細かに理由を説明することは難しいのですが…(税金の問題も医療費の問題も、経済成長率=ビジネスモデルの問題もすべて人口の問題と密接に関係あるという感じなんです)
ちなみにライフネット生命のサイトを拝見すると、そのことが大きなテーマとして書かれており一貫している姿勢に感嘆したものです。
そんなことが実現できるのか?
近年下がり続けている出生率を停める or 上げる。というのが解決策なんでしょうが、それってなかなか難しいですよね。実は最近それを解決した国がある。フランスだと。それを真似るのが良いのではないか、具体的にはシラク三原則を見習ってはどうか?というのが提言でした。
※ウェッジにも似たような内容があったので、シェア。http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3609
女性スタッフの活用というテーマをよく見かけます。それを実現するための社会制度の整備も大事ですが、会社としてできることも考えないといけないかなと感じました。
2.インターネットとビジネスについて
我々はITを仕事にしています。なぜ ITを仕事にしたのか?それはスタッフそれぞれに理由があることですが、ITが持つ可能性や強さを再認識できました。
IT競争力世界一のフィンランド
フィンランドのスタートアップに注目が集まっているのは、この業界にいる人たちにとっては周知のことです。Skype やノキアの低迷によりスタートアップが栄えた話など、いろいろご存知かと思います。
ただ、私の浅学さもあり、なぜフィンランドが IT に強いかということを初めて知りました。
歴史マニアの出口さんらしく、歴史からその理由をうまく説明してくれました。
91年のソ連崩壊が大きな要因だそうです。
フィンランドは前後、工業国として繁栄していました。GDPの3割を貿易が占めており、その輸出先はソ連だったんですね。ソ連が崩壊したことにより、当然フィンランドの財政は急激に悪化。
製造業が立ち行かなくなったことで、国策として IT にふっていこうということで、教育や制度が整備された。具体的にはお金を配らずに無料でパソコン教育を行った。結果、5年後に国際競争力が世界一になったとのこと。
ツールを与えて、場とお金を与えると自活する仕組みをつくるということがとてもおもしろく感じた次第です。
近年のASEANでいえば、ベトナムの状況と似ているなと感じておりました。
なぜそうなったのか?という事を念頭にいれながら考えると理解ができておもしろいですよね。
ちょっとまとまりがなくなってきたので、このへんでその他メモを雑記(すみません)
教育とは何か?
教育で大事なことは2つ
1.自分の頭で自分の言葉で考えるように育てる
2.社会で役立つように生きていける
そして、いまはインターネットを離れて生きていけないので、IT を学ぶ必要がある。
選挙の投票率が低い理由
→日本では教育として選挙のことを教えていない。
■選挙の投票率が低い理由
デンマークでは、中学時にこう学ぶ。
新聞やテレビが事前予想を出す
↓
このまま優勢の人が勝つ場合は以下3つ。
1,優勢の人に投票する
2.白票を出す
3.行かない
これは優勢の人が勝つ
優勢の人が勝つことが嫌な人は選挙に行って別の票を出す。
当たり前のことですが、この考え方ができていない。
「白票を出すことが民意だ」というのは誤った考え方。
他にも色んなメモがありますが、すべてまとめる時間がとれないので中途半端なメモですがご容赦ください。何かの参考になれば幸いです。