コミュニケーションの難しさと多様性の大切さ
今日、認知科学の専門家である今井むつみ先生の本を読んで、コミュニケーションの難しさについて考えさせられました。
私たちは「話せば分かる」と思いがちですが、実はそれは幻想かもしれません。今井先生によると、人それぞれが持つ「スキーマ」(経験から作られた知識の枠組み)が異なるため、同じ言葉でも受け取り方が違うのだそうです。
特に印象的だったのは、感情がスキーマの基盤にあるという点です。ビジネスの場でも、上司と部下で全く違う世界の切り取り方をしている可能性があるんですね。中小企業で働く私にとって、この話はとても身近に感じました。
多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まる職場では、まさにスキーマの違いが日々のコミュニケーションに影響しています。
でも、今井先生は「結論だけでなく、思考の過程を共有することが大切」だと言っています。なるほど、そうすれば相手の立場や感情も考慮できそうです。
アジケの行動指針では「過程や思いつきも共有しよう」があります。図らずともこれがコミュニケーションで有益な指針だったんですね。
また、多様性の重要性も再認識しました。同じような人ばかりだと新しい視点が生まれにくく、創造性や革新性が失われるリスクがあるそうです。
コミュニケーションって本当に奥が深いですね。でも、その難しさを理解することが、より良い関係性づくりの第一歩なのかもしれません。