FUKUOKA, JAPAN
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diary

2025年のGW

GWの休暇で、私はAIや経営のことを一切忘れ、ただ休息に身を委ねました。この数日間の記憶を、備忘録として残しておきます。

中学生との貴重なキャンプ

中学生になった子どもと家族でキャンプに出かけました。思春期に入れば親より友人を優先するのは自然の流れです。そんな年頃の子どもが「一緒に行こう」と判断してくれることが、これほど嬉しいことだとは思いませんでした。

夜の焚き火を囲み、満天の星空を見上げながら過ごした時間は何物にも代えがたいものでした。こういう瞬間を大切にするために、私は日々仕事に向き合っているのかもしれません。

阿蘇の雄大さが語りかけるもの

大観峰からの阿蘇の眺めは圧巻でした。雄大な山々が神々しく聳え立つ景色に、言葉を失いました。

先月は「冥土の土産に」と両親を連れてきたばかりの場所です。

その時の両親の表情からは寂しさとともに、別れを前提とした感謝の念を感じました。一方、今回の妻と子どもたちの表情からは成長の喜びと、この景色を共有できる幸せが溢れていました。

同じ場所でこれほど異なる感情が交錯するとは思いませんでした。

人智を超えた自然の力の前では、ただ畏怖と感謝の念が湧き上がるばかりです。山々は黙して多くを語りかけてくれました。

五年越しの忘れられない味

旅の途中で立ち寄った猟師さんの小さな食堂。五年前に出会ったしいたけと卵の味が忘れられず、今回はそこが目的地の一つでした。

卵かけご飯用の新鮮な卵とバーベキュー用のしいたけを手に入れ、その場で味わった瞬間は人生の味覚の頂点でした。シンプルな食材が最高の味を生み出す奇跡に再会できた喜びは格別でした。

読書

休暇中は読書に没頭しました。戦争を背景に、生活や営み、そして人間のやるせなさを描いた小説の数々。

今の自分がなぜこうした物語に惹かれるのか考えました。おそらく、どうにもできない大きな力に翻弄されながらも、それでも目の前の生を大切にする人間の姿に共鳴しているのだろうと思います。

どうにもならないことに心を砕くよりも、今この瞬間に集中し、共に生きる人々への感謝を忘れずにいたいと思います。

このGWの静かな気づきが、日常に戻ってからも一握の砂として残ってくれたら嬉しいです